インフォメーション
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木木木の工房 INFINITYのロゴに適用している無限大記号∞と類似の形状を呈する物理事象が2項目あることを見つけました。 そのうちの一つは、Duffing振動子 (Duffing oscilator) という非線形力学上の有名な事象で外力が無く(非強制の)かつ減衰が無い場合です。 左図となります。
左図:FIGURE 1 非強制Duffing振動子 (Duffing oscilator)の位相空間軌道 |
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残る一つは、天体力学上の3体問題で3個の質点の質量が等しいという特殊な場合で8の字軌道とよばれています。 左図となります。
左図:FIGURE 2 3質点の質量が等しい場合の8の字軌道
いずれにも共通している事実は、両者ともに非線形系の力学系に関しての事象であるということです。 私のブログでより詳しく解説していますので、ご興味がある方はブログ(Duffing振動子、3体問題8の字軌道)を訪問してください。 |
GLOSSARY (専門用語集)とは別にINDEXを新規に開設しました。
各用語の対応英語を記載しました。
また、製品例詳細情報へのリンクをはることでその仕口を実装している製品を見出し得るようにいたしました。
なお対応する英語表現がまだ見出し得ていない場合は、空欄となっています。
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無限大の数学記号である∞を初めて導入したのは、John Wallis とされています(1655年)。 彼はその記号の由来を明らかにはしませんでした。 しかし、1000のローマ数字 (元々CIƆ、またCƆ)の変形形であるかまたは「大きい数量」を意味したギリシャ文字「ω」に由来するものと推測されています。 私がロゴとして採用した無限大記号は、∞の変種で"閉じた"記号ではなく"開いた"記号です。 この記号は Leonhard Euler が彼の著作(1744年)の中で使用したものです。 Euler の偉大さにあやかりたいものです。 参考文献 |