インフォメーション
木製パズル(その4)は、9本組木です。
組木とは複数の木片を接着・接合をせず組み合わせた集合体と定義します。
9本組木は、9本の角材で構成する集合体です。
組木ですので分解また組み上げが可能で、その過程を楽しむ3D図形パズルとなるわけです。
組木パズルあるいは立体組木パズルと呼ばれている木製パズルのひとつです。
ややこしい話ですが、ひとにより木組(きぐみ)パズルという呼びかたをする場合もあります。
材料:スギ角材
サイズ:90mm(W)×90mm(D)×90mm(H)
塗装:無し
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INFINITYのヘビーユーザー(かみさん)から、スマホや手帳など身の回りの物を収納し、把手付きで家の中を持ちまわれるケースの製作が要請されました。
そこで把手付きの軽量なハンドルケースを設計試作しました。
材としては杉無垢材として、厚さ9mmとして軽量化しました。
把手と把手支持板両者の意匠と引込留め接ぎによって、和趣を指向しました。
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ダイニングテーブルやソファーサイドでノートパソコンを使用する状況はありませんか。
その際やはりノートパソコンを設置するテーブルが欲しくなりませんか。
というわけで今回サイドテーブルとして利用でき、移動に便利なキャスター付きの木製品を設計製作しました。
キャスター付きのサイドテーブルということでワゴンサイドテーブルと呼ぶことにしました。
軽量化するため全体に格子組を多用しました。
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シルエットパズルとして Tangram を木製パズル(その1)としてすでに紹介しました。
シルエットパズルとは、与えられたシルエット(図形の外形)あるいは幾何学的形状を与えられた同一の1セットの断片図形ピースを用いて再現するパズルです。
今回の清少納言智恵板:木製パズル(その3)も、 Tamgram 同様シルエットパズルです。
清少納言智恵板の知名度は高くないと思いますがいかがでしょうか、ご存知でしょうか。
清少納言智恵板の図形ピースは7個であり、 Tangram と同数です。
図形ピースの内訳は直角二等辺三角形(大2個、小1個)、等脚台形(1個)、台形(1個)、平行四辺形(1個)、正方形(1個)となっています。
Tangram の起源は中国、清少納言智恵板は日本です。
文献上は Tangram は1813年と推定され、いっぽう清少納言智恵板は江戸期寛保2年(1742)ですので Tangram より先に生まれたことになります。
清少納言は権威づけのために利用されたようで実際上は無関係のようです。
今回は廃材のタモ材を用い、収納ケースはスギ材で製作しました。
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今回試作した Soma cube は、木製パズル(その1)の Tangram と同じカテゴリーの組み上げパズルです。
Tangram は正方形を分割した 7種類のピースで構成されましたが、 Soma cube は立方体を分割した7種類のピースから構成されます。
なお Soma cube とはパズルの名称に限定し、混乱を避けるため上記立方体を Soma 立方体と表記することにします。
それぞれの構成ピースは、Tangram では平面(2D)であり Soma cube では立体(3D)となります。
従って荒っぽく表現すると、 Soma cube は Tangramの 3D バージョンといえなくもないです。
Tangram では構成ピースから正方形を組む仕方は高々2通りでした。
しかしながら Soma cube では240通りとなります。
今回は廃材のスギ角材を用いました。
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