製品例
箱物家具
川越高技専で習得した手工具での加工、主として鑿と手鋸での加工ですが、その技法を忘れないようにするため、仕口に蟻組接ぎ [*]を採用した木製品を毎年作ることを心がけています。
2019年にスツール兼サイドテーブル (2019) [*]、また2020年にスツール兼サイドテーブル (2020) [*]を製作しましたが、本年はオープンラックにしました。
正面を正方形状スクウェアとしたオープンラック、スクウェアオープンラックを製作しました。
小型の書籍、花器、自慢のオーナメントなどディスプレイしたいと思う物品を収納するための箱物です。
天板の耐荷重は蟻接ぎで強度大ですので、重量のある物品も心配なく置けます。
今回のスクウェアオープンラックはデスクトップ置きが標準仕様ですが、奥行きが130mm弱なのでサイズ的には壁掛けにしてもスペースを取らず対応可能です。
まだ塗装していませんが、いずれオイルフニッシュで仕上げようと考えています。
材料:SPF [*]
サイズ:438mm(W)×438mm(H)×136mm(D)
塗装:無し
仕口[*]:天板と左右の側板とは蟻組接ぎ [*]、底板と左右の側板とは片胴付き追い入れ接ぎ [*]です。
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