製品例詳細情報
●仕口(しくち、しぐち)
木材同士をつなぐ場合、同一方向の木材をつなぐ部分を「継手」(つぎて)、90度というのが典型ですが異なる方向の木材をつなぐ部分を「仕口」(正式にはしぐち、俗にはしくち)と呼んでいます。(引用:http://mokuzai.nomaki.jp/newpage5.html)
なお後者を「接手」(つぎて)とも呼びます。
前者と音が同じで紛らわしいのでご注意ください。
仕口の中で特に木材同士を90度つなぐ場合を組手と呼びます。
仕口も接手も英語表現では、joint or connection となります。
●4方十字組手(しほうじゅうじくみて)
3本の角材をすべて直角に交差するようにした3次元的組手です。
四方どの方位から見ても十字状になることから、4方十字組手と呼んでいるものと考えています。
四方十字組手には、回転型四方十字組手とスライド型四方十字組手があります。
なお4方十字組手を3本組木と呼ぶこともあります。
●4方桟蓋(しほうさんふた)
Photo.1 に示すように蓋の裏側に桟を4方に取り付けた蓋を四方桟蓋と呼びます。
⇒ 適用製品例:ティッシュケース
Photo.1 四方桟蓋(写真引用:http://kasukabe-kiribako.com/about/explanation/classify.html)
●スライド型四方十字組手
Photo.1 をご覧ください。
矩形柱状の角材3本から構成された4方十字組手です。
組み上げの際に角材の1本を並進(スライド)する操作があることからスライド型と呼んでいます。
なおスライド型4方十字組手の原理に関しては、 MyBlog (⇒ スライド型4方十字組手(3本組木)技法の原理) に図解で詳しく解説していますのでご参照ください。
Photo. 1 スライド型4方十字組手(3本組木)