製品例詳細情報
折り畳み文机
折り畳み文机
![IMG_20230211_093407.jpg](http://cdn.goope.jp/67607/230211100526-63e6e9d693b08_l.jpg)
2023-02-11 10:05:33
昨年冬前にときがわ町に行った際にセン材を購入しました。
さて何を作ろうかと考え、以前から作製したいと考えていた文机を試作することにしました。
オークビレッジ社の文机にインスパイアされ設計試作してみました。
さしあったっては塗装無しとし、しばらくしてオイルで仕上げするつもりでいます。
材料:セン無垢材
サイズ:900mm(W)×400mm(D)×330mm(H)
塗装:無し
仕口[*]:天板は板2枚のすり合わせ矧ぎ(すりあわせはぎ)[*]、別名芋接ぎ(いもつぎ)です。
文机の脚部[*]は左右それぞれ幕板(まくいた)1本、貫(ぬき)1本、前後の脚(あし)2本の合計4本構成としています。
幕板上部を枘状に加工し天板に長い溝を掘り中央部にだけに接着剤を塗布し幕板を天板に固定しました。
幕板と天板の接合の常道は蟻型吸いつき桟接ぎ(ありがたすいつきさん)[*]なのですが、今回は上記手法を試してみることにしました。
折り畳みの時の回転機構としては、幕板前後の木口それぞれに丸棒を固定し脚に該丸棒を受ける穴を開け脚を回転させることとしました。
脚を開いた際ならびに閉じた際の脚をロックする機構を付加しました。
幕板前部の木口に穴を開けそこに前後に移動するロック用途の丸棒を挿入し幕板外部から移動できるようにしました。
脚の内側にロック用途の丸棒を受ける穴を開脚時ならびに閉脚時の位置に開けこれをもってロック機構としました。
注記:[*]で表記した用語は、glossary(glossary)で図解を使って説明してありますので、ご覧いただき用語の意味をご理解願います。
折り畳み文机:左斜め上から
![IMG_20230211_093513_1.jpg](http://cdn.goope.jp/67607/230211153034-63e7360a86d50_l.jpg)
2023-02-11 15:30:44
折り畳み文机:左前方から
![IMG_20230211_093659_1.jpg](http://cdn.goope.jp/67607/230211153109-63e7362d14678_l.jpg)
2023-02-11 15:31:15
折り畳み文机:右前方から
![IMG_20230211_093732.jpg](http://cdn.goope.jp/67607/230211153142-63e7364eeb943_l.jpg)
2023-02-11 15:31:58
折り畳み文机:上方から
![IMG_20230211_093922_trim.jpg](http://cdn.goope.jp/67607/230211153545-63e73741192ed_l.jpg)
2023-02-11 15:35:51