製品例詳細情報
ジュエリーケース
ジュエリーケース:正面やや左
2021-06-16 14:17:10
ノミ収納ケースで採用した倹飩蓋(けんどんふた)[*]の応用で、ジュエリーケースを設計・製作しました。
長さ方向にスペースを取るので、壁掛けタイプで設計しました。
もちろん少々スペースを取りますが、デスクトップに置いても使用可能です。
箱内で底板上部に横桟を固定し、その横桟に直交して直方体形状の木片を欠き込み[*]で固定しジュエリーを掛けるフックとしています。
倹飩蓋(けんどんふた)[*]はアクリル透明板で、これを取り外してジュエリーの取り出しができます。
蓋の取り外し方は、次のようになります。
蓋の下部にある把手で蓋全体を上方に持ち上げつつ蓋を手前に引きます、すると下部にある溝から蓋が抜け出ますので蓋を取り外すことができます。
材料:
本体;スギ材
蓋;3mm厚アクリル板
把手;タモ材
底板;シナ合板
サイズ:322mm(W)×428mm(H)×45mm(D) (W,H,Dは、壁掛け使用時で定義してます)
塗装:無し
仕口[*] :抽斗の名称からのアナロジーで把手に近く平行な板を前板、その奥を先板、残りの板を側板と呼ぶことにします。
前板と側板、先板と側板は包み接ぎ[*]で接合してます。
蓋用の深い溝を先板に、浅い溝を前板に加工してます。
また左右の側板の木端には段欠き[*]を加工し、蓋が載るようにしてます。
この段欠き加工によって、大工さんの道具箱のような横桟は蓋には必要なくなります。
よって蓋には把手を付けるだけとなり、箱全体的でも大変簡素な外観にできます。
ジュエリーケース:左斜めから
2021-06-16 14:22:05
ジュエリーケース:右斜めから
2021-06-16 14:22:53
ジュエリーケース:正面
2021-06-16 14:25:01
アクリル透明板の蓋を取り外した写真です。
ジュエリーケース:
2021-06-16 14:28:24
箱内で底板上部に横桟(スギ材)を固定し、その横桟に直交して直方体形状の木片(スギ材)を欠き込み[*]で固定しジュエリーを掛けるフックとしています。