製品例詳細情報

●端ばめ接ぎ(はしばめつぎ)
1枚板あるいは矧ぎ板の木口に、同じ厚さの他の板を接合する仕口を総称して端嵌め接ぎ(はしばめつぎ)と呼びます。
接ぐ板を横木と呼び、同じ材の場合もありますが他の板材を当てる場合もあります。
端嵌め接ぎの目的は、1枚板あるいは矧ぎ板の反り・ねじれなどの狂いを防ぐため並びに木口面を隠し保護するためです。
技法としては、打ち付け端嵌め接ぎ、本核端嵌め接ぎ(ほんさねはしばめつぎ)、蟻形端嵌め接ぎ(ありがたはしばめつぎ)、通し枘端嵌め接ぎ(とおしほぞはしばめつ
ぎ),留め端嵌め接ぎ(とめはしばめつぎ)、本核留め端嵌め接ぎ(ほんざねとめはしばめつぎ)、通し枘本核端嵌め接ぎ(とおしほぞほんざねはしばめつぎ)などがあり
ます。

●挽き込み留め接ぎ
留め接ぎの一形態です。
単に45°で接ぐ留めー平留め接ぎと言いますーでは、木口同士の接合のため接着剤で固定しただけでは接着力が弱い問題があります。
皆様にも過去に購入したフォトフレームの留がはずれような経験はありませんか。
この問題を解決する手法の一つが、挽き込み留め接ぎとなります。
Photo. 1 の左側写真をご覧ください。
フレームの留外側に切り込みを挽き込みます。
そこに薄い板材(写真の褐色三角形板材)を挟み込み、接着剤で固定することで留め部の固定を強化する仕口を挽き込み留め接ぎと呼びます。
上記の薄い板材をかんざし(簪)、さね(核、実)、場合によってはちぎり(契)と呼びます。
職人さんでは挽き込み留め接ぎを、かんざしと呼ぶかたもいらっしゃいます。
かんざしの面とフレーム材の面は木口ではないので、接着剤により強固に接着されることで強固な固定が実現されます。
この技法はフレームだけでなく、Photo. 1 の右側写真のように箱物にも応用できます。
Photo. 1 挽き込み留め接ぎ(写真引用 :https://www.woodcraft.com/blog_entries/table-sawn-splines)

●抽斗(ひきだし)の構成
抽斗は、Photo. 1に示すように前板、側板、先板、底板から構成されます。
Photo. 1 抽斗の構成 (写真引用:https://item.rakuten.co.jp/kiriyasan/c/0000000352/)

●ビスケット接合
板と板の接合の手法です。
木製の楕円形の小片(ビスケット)を介して、Photo.1 に示しますように板どうしを接ぎます。
ビスケットの穴は、専用の電動工具であるビスケットジョイナー(ビスケットジョイントカッター)であけます。
Photo. 1 ビスケット接合 (写真引用:http://kagusi.com/archives/3943189.html)

●飛騨組子
飛騨地域に起源をもつ横桟と縦桟を互い違いになるように組んだ組子のことです。
伝統的建築用語では、互い違いに施工することを千鳥といいます。
そこで飛騨では、飛騨組子のことを千鳥格子と呼んでいます。
この辺りの事情に関しましては、MyBlog(⇒ 飛騨組子についてー千鳥格子に関しての疑問)をご参照ください。
Photo.1 をご覧ください。
これは自製の飛騨組子です。
なおこの飛騨組子(千鳥格子)の原理に関しましては、MyBlog(⇒ 飛騨組子(千鳥格子)の技法の原理)をご参照ください。
Photo. 1 飛騨組子